1967年10月9日愛知県名古屋市生まれ。名古屋大学理学部地球科学科卒業。
同大学在学中より、地元のライブハウスで活動を開始する。この頃に、向井滋春(tb)、
植松孝夫(ts)、峰厚介(ts)らをゲストに迎え、数々のライブをこなしている。その後、
五十嵐一生(tp)Gのメンバーとして東京でもライブを行なうようになり、在学中ながら
東京〜名古屋の往復生活が始まる。大学卒業後、椎名豊(p)トリオ&セクステットの
レギュラーになり、彼の薦めで、1993年「ジャズネットワークス」の一員として
3作目「ブルーズンバラッズ」をニューヨークでレコーディングする。その時のメンバーは
ロイハーグローブ(tp)、ジョシュアレッドマン(ts)、ジェシーデイビス(as)、椎名豊(p)、
大坂昌彦(ds)であった。
1994年に上京、在名中にも親交のあった向井滋春(tb)のグループにも参加し、
本格的にジャズベーシストとしての道を歩き始める。アコースティックベースの音色を
生かした暖かなサウンド+ビッグトーンに加え堅実かつ大胆なプレイが高く評価され一躍
ライブシーンに登場する。来日ミュージシャンとの交流では、1996年NHKのラジオ、
テレビ番組でハンクジョーンズと初共演をする。その時のプレイが彼に認められ、以後、
97、99、00年と来日の度に彼から指名を受け、コンサート・ライブハウスで演奏を
共にしている。00、02年にはスコットハミルトンと共演し好評を博す。01年には
ニューヨーク在住のギタリスト増尾好秋とも共演している。
98年スイングジャーナル誌国内ジャズメン人気投票アコースティクベース部門第5位、
99年同2位、00年同5位。ライブ、レコーディング活動の他、オーケストラや合唱団
のサポートなど、ジャンルを超えた活躍を見せる。現在、自己のバンドの他、向井滋春G、
大井貴司G、高瀬龍一Big Band、海老原しのぶG等で活動中。またアルコ奏法を
故高西康夫氏、名古屋フィル故田中伸幸氏に師事。
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